転塾のススメ

転塾

中学受験塾に通ってしばらく経って、ふと一息つくと何か違和感を感じることがある。

具体的には以下のような事だ。

個人的な意見だが、塾の授業に対しては学校の授業と根本的に求めることが違っている。何より私が大切にしているのは「成績を伸ばすような授業や子どもへのはたらきかけをしてほしい」ということである。

中学受験塾は高額だ。塾に支払う費用の他に、交通費や食事代もばかにならない。そして何より、見えない経費がかかる。もしかしたらこれが一番大変かもしれない。

それは、親のサポートだ。小学生の通塾は送り迎えが必要になることも多い。実際我が家は上の子は4年生から6年生まで、下の子は3年生から通塾の送り迎えをしている。そのために、母親はフルタイムの仕事が難しい場合も多く、その分収入も少なくなってしまう。送り迎えの時間を積み上げると膨大な時間になる。これを時給換算すると、本当にコストがかかると思う。

だからこそ、わたしは塾に通わせている以上明確な成績向上を求めた。上の子は5年の前期で転塾をして、下の子は4年に上がるとき、5年に上がるときにそれぞれ転塾をした。

転塾をした結果、あの時行動していて本当に良かったと思う。

塾との相性については別の機会に書きたいと思う(思うことがたくさんありすぎて。。。)

もし、あなたがお子さんの塾について違和感や不満がある場合は、

この塾に子どもをまかせて、はたして中学受験を戦えるかどうか

についてよく考えてみてほしい。高校受験と違っていて子どもは自分がこの塾で合っているのかなんてわからないと思う。余程精神年齢が高くて、客観的に自分を見ることができる子供は別として、ほとんどの子どもは親が選択した塾に通うものだと思うものだ。この塾が自分の成績を伸ばして志望校に入れるまでに導いてくれるかなんて考えていないだろう。

また、大手塾では特に講師の先生により当たり外れが大きい。これは声を大にして言いたいことだ。

上の娘は熱血指導の先生がいてその先生が娘のメンタルの支えになってくれたと思う。

下の娘もそのような親身になってくれる先生を求めて同じ塾に入ったが、全くやる気がなくいつも疲れた様子の先生に当たってしまった。(娘が「先生すごく疲れている様子だった。」とたびたび話していた。)

もちろん塾内部の状況によって指導体制を一定の水準に保つのが難しいことはわかる。しかし、子どもがその単元を学ぶのは1回きりの大事な時間でその最初の学びが戻ってくることはないからこそ、一つ一つの授業を大切に、丁寧に行ってほしいのだ。

特に、4年生のカリキュラムは大切だと思う。はじめて触れる単元ばかりだからこそ、初めに苦手意識を持つのは後々に響いてしまうからだ。

受験期の6年生が大事だというのはわかるが、だからといってほかの学年をなあなあにするのは言語道断だと思う。

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